何故、熱気球なの? さー?? 何でもよかったんですよ。

この熱気球を考え始めたのは、中央大学附属高等学校3年C組の5人の同じクラスの仲間でした。もっとも、最初から気球を作ろうと思って集まった訳ではありませんでした。大学に入って、無限に時間をもらった様な気がしていた我々は、せっかく大学に来たのだから何かやらかしたい・・・とだけ思っていたのです。やりたいことの候補はいくつかありました。ホーバークラフトを作って日本の海を一周する、などという意見もありましたし、木炭自動車で日本一周などという話もありました。そして結局行き着いたのが、熱気球を作って空を飛び、日本列島を横断するというものでした。今考えれば、バカですね。何も分からず、目標だけでかいというやつでした。つまり、無知無謀というやつです。
そして、一冊の本にたどり着いたのです。「熱気球イカロス5号」
http://www.chuko.co.jp/bunko/2011/06/205503.html
だったのです。「これにすんべー」と決まったのでした。確か大学一年の秋だった気がします。そのあとの話は、また後程。